【自己肯定感向上プロジェクト】揺れる感情と向き合う 〜心の安定を目指して〜

自己肯定感向上プロジェクト:揺れる感情と向き合う〜心の安定を目指して〜 自己肯定感向上プロジェクト

この記事では、私自身の実体験をもとに、
揺れ動く感情と向き合い、自己肯定感を高めるための方法についてお伝えします。

日々の中で感じる感情の波や、
ふとした瞬間に襲ってくるネガティブな気持ちにどう向き合えばいいのか、
自分なりの方法を模索してきた中で得た知見をまとめています。

この記事はこんな方におすすめです!
・感情の浮き沈みが激しく、自分でコントロールできない
・いつもネガティブな感情が浮かんできてしまう
安定した感情で毎日を過ごしたい

今回は特に「感情を安定化させること」に焦点を当て、
実践してきたアプローチや心のケアの大切さについて紹介します。
同じような感情の揺れを感じている方の参考になれば幸いです。

友人とのひととき

先日、親しい友人ふたりと久しぶりに食事に行きました。

会話の中心は、私が彼と別れることになった話題について。
これまでもふたりには何度も相談に乗ってもらっていて、
今回も「全部聞くよ!」と温かく迎えてくれました。

私がこれまでの経緯や現在の気持ちを話すと、
ふたりはそれぞれの視点で共感したりアドバイスをくれたり。
時折笑いを交えながら、話題を明るい方向に持っていってくれるその姿勢が
とても心強く感じられました。

おかげで、重いテーマにもかかわらず、楽しいひとときを過ごすことができ、
帰り道は気持ちがとても軽やかになっていました。
家に着いてからも、穏やかな気分でぐっすり眠りについたのを覚えています。

朝の気持ちの波

ところが、翌朝目が覚めると、
突然「寂しい」「疲れた」が入り混じったような、
説明しがたい感情に包まれていました。
前日の楽しい時間とのギャップからか、
気持ちがぐっと落ち込んだ感覚です。

実は、このような「気分の揺り戻し」
心理学的に珍しいことではありません。
一度気持ちが高揚した後、脳がバランスを取ろうとして
反動的にネガティブな感情を引き起こす
ことがあります。

これを「感情のホメオスタシス」とも呼ぶことがありますが、
要するに私たちの心が元の安定状態に戻ろうとする自然なプロセスなのです。

感情を安定化させるための考え方

1. 感情を客観的に観察する

私が最近意識しているのは、自分の感情を一歩引いて観察することです。
心理療法でよく使われる「マインドフルネス」という手法では、
湧き上がってくる感情や思考を評価せずにただ観察することが推奨されています。

たとえば、朝のようなネガティブな感情が湧いてきたとき、
心の中で「いま私は寂しさを感じている」「疲れたと感じているんだな」
言葉にしてみるだけでも、感情に飲み込まれることを防ぐ効果があります。

このプロセスを繰り返すことで、
自分の感情を「一過性のもの」として認識する力
少しずつ養われてきました。

2. ネガティブな感情を受け入れる

もうひとつ大切なのは、
ネガティブな感情を「悪いもの」と決めつけずに受け入れることです。

ポジティブ心理学では、ネガティブな感情を無理に排除しようとする行動が、
逆にストレスや自己否定を招く可能性があることが指摘されています。

「寂しい」「疲れた」という感情は、私たちが人間である証拠とも言えます。
そう考えると、「こういう感情もあって当然だよね」と少し肩の力が抜けます。

感情を否定せず、ただ「今はそう感じているだけ」と受け入れることで、
心がふっと軽くなる瞬間が増えてきました。

3. 自分を褒める習慣を取り入れる

感情を受け入れたら、最後に「自分を褒める」というステップを加えます。
たとえ小さなことでも、「自分、ちゃんと感情に気づけたじゃん!偉い!」
声に出してみるのです。

行動心理学では、小さな成功体験を繰り返し認識することが
自己効力感(自分の力を信じる感覚)を高める
とされています。
自己肯定感を高めるには時間がかかりますが、
こうした「褒める習慣」を取り入れることで少しずつ自信が芽生えてきました。

たとえば、感情を否定してしまったときでも、
「客観視できたのだから、それだけでも成長だよね」と褒めることで、
ポジティブな視点に切り替えられるようになりました。

心のケアを続ける意味

あの日の朝のように、突然の感情の波に襲われることは、
これからもあるかもしれません。

それでも、感情を冷静に観察し、受け入れ、自分を褒めることで、
心の安定感は少しずつ高まっていくと感じています。

また、感情の波を穏やかにするために、
睡眠や食事、運動といった身体的なケアも大切にしたいと思います。
研究によれば、身体的な健康と感情の安定は密接に関連しているため、
生活習慣を整えることで感情の波を和らげる効果が期待できるそうです。

今の私

この記事を書いている今、朝の気分の落ち込みはかなり和らぎました。
むしろ、「こういう経験を文章にまとめて形にした私、すごくない?!」と自分を褒め、
少し誇らしい気持ちになっています(笑)。

これからも、自分の感情を素直に受け止めつつ、
自己肯定感を高めていきたいと思います。
そして、いつかは「感情の波が穏やかで、自分の機嫌を自分で取れる人」になれるように
努力を続けていきたいです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました